SWR Engineering社は粉体用測定器に特化した会社で、高精度測定を可能にした粉体流量計、水分計等を供給、世界中で高い評価を得ております。
ソリッドフロー は、金属配管を流れる粉体流量測定用に使用されます。
それは、以下の条件にて測定できます。
ソリッドフローは、耐摩耗性に優れ、センサ取付が簡単です。
センサは、金属性配管内でのマイクロ波技術を使用しています。
金属配管内に発信されたマイクロ波は、固体粒子に反射しセンサで受信されます。
受信された信号はドップラーは効果によりその周波数が変化し、粉体濃度は、粉体濃度に従い振幅が減衰により変化します。
この変化に基づき流量値を演算します。
測定システムは下記の構成により成り立ちます。
尚、中継Boxは、センサが2本以上の接続の場合や、センサ変換器間のケーブルの長さが2m以内であれば必要ありません。
混合物は重量測定を行っているホッパーにて作成されます。
このため、1回の投入量が少量であるために重量測定ではバランスが取り難く再現性を得るのが難しい。
ソリッドフローを使うことにより追加成分の1回の投入量が再現可能となり、よりよいバランスが取れます。
燃料室に2次燃焼として粉体燃料を用いる燃料プラントでは数本のパイプにより燃焼室に粉体燃料が供給されます。
このため、各パイプの粉体燃料量が良く把握出来ません。
個々のパイプによる供給量がソリッドフローにより把握することが出来ます。
従って、燃料の正確な量が均一に調整できるので、効率の良い燃焼状態を維持することが出来ます。
サイロからセパレータへの供給量の積算値が必要となります。
ソリッドフローを使用することで大量の流量を監視できます。
セパレータへの量を監視することによりセパレータなどから工場に送る穀物品質などに貢献出来ます。
セメント製造では硫酸鉄Uを添付する場合があります。
セメント量はベルト計量器で測定され硫酸鉄Uはスクリューフィーダにより0.2〜0.3%になる様添加されます。
ソリッドフローを使用する事で硫酸鉄Uの量を計測し、スクリューフィーダの回転速度を調節する事で安定した品質を保つ事が出来ます。
ポリスチレン製造過程での調合槽へのスチレンペレット供給量を測定
ソリッドフローを使用する事でポリスチレンペレットの量が直接測定できる。
これにより複雑で間欠的であったボリューム調節が易しくなり、製品の品質向上だけでなくコストメリットも得られます。
既存の粒状化システムはシステムの間欠的な操作で調合するため正確であるとは言えない。
ソリッドフローを使用する事で搬送量が明確になり調合が連続的に行う事が出来ます。
センサ取付に適合する位置は測定前方、後方のスペースを必要とします。(右図参照)
配管径が200mm以上の場合、2〜3台のセンサを取付ます。
其々のセンサは150mm離れた位置に取り付けられ配管断面に対し90°または120°離し取付られます。(例.スクリューフィーダやロータリバルブ等)自由落下のアプリケーションでは最低300mmの高さが必要となります。
測定用変換器FMEは、メニューガイド付でパラメータをインプットします。
(例.測定範囲、測定粉体条件、測定吸収信号等)出力信号は、DC4〜20mA又は、2〜10Vパルス出力(オープンコレクタ)
これにより、積算機能は校正を容易にします。
さらに合計運搬量をチェックする事を可能にします。メニュー言語は、英語・ドイツ語・フランス語より選択出来ます。
材質 | ステンレス Steel 1.4571 (SUS316Ti相当) |
保護構造 | IP65 |
許容温度 | 測定紛体温度 -20〜+80℃ 周囲温度 0〜+60℃ (オプション -20〜+200℃) |
許容圧力 | 1bar (オプション10bar) |
測定周波数 | 24.125Gz±100MHz |
発信出力 | 最大5mW |
寸法 | φ60、φ20、L271mm |
重量 | 約1.3kg |
精度 | 測定スパンに対し±2〜5% |
供給電源 | AC 110 / 230V (50/60Hz) DC24V |
消費電力 | Max、1A 24V |
保護構造 | IP65 |
周囲温度 | -10〜+45℃ |
外形寸法 | 258×237×174mm (W×H×D) |
重量 | 約2.5Kg |
電線接続口 | 3×M16(4.5〜10oφ) |
接続電線寸法 | 0.2〜2.5mm2 (AWG 24-12) |
電流出力 | DC4〜20mA (許容負荷抵抗 500Ω) |
警報出力 | リレー接点出力 1C×1 (接点容量 Max AC250V 1A) |
データバックアップ | 内蔵フラッシュメモリ |
デジタル入出力 | オープンコレクタ Max DC30V、 20mA |