システム

測定システムは、下記の構成となります。

• 溶接フランジ
• 2mの接続ケーブル付のセンサ (1〜3台）
• 変換器　MME300 (センサ2〜3台用）又は19”ラックシテム変換器
• センサと変換器の間を接続するためのC1-BOX

センサと変換器間は４芯ツイストペアシールドケーブルで接続します。

センサと変換器の最大接続距離は300mです。

複数センサの使用

MME300変換器1台に最大3個のセンサを接続します。

これにより測定物の不均質性による測定誤差を減らすため全体の測定ゾーンの影響を減らします。

アプリケーション

・スクリューフィーダへの取付

スクリューフィーダへの水分センサの取付は、水分測定には効果的です。

これは、測定物が均一な間隔で搬送され、安定した密度が保たれるためです。

・ベルトコンベアへの取付

コンベアベルト上の固体の水分測定では、測定物の水分が多すぎるか、又は乾燥しすぎるかオペレータが判断し、測定物の品質を管理出来ます。

・貯蔵タンクへの取付

貯蔵タンク出口に取付られたセンサ以外に、他の場所にもセンサを取付けた方が良い。

一杯の貯蔵タンクではセンサは、ほとんど変化しません。

センサの測定フィールドでは全体の水分が測定出来ず、次の工程の貯蔵物が装填されるまで変化しません。

・オンラインの水分測定による乾燥機のコントロール

原料が、ベルトコンベアに乗って乾燥トンネルを通過し、加熱ゾーンを通過します。

乾燥物は、ベルトコンベアよりスクリューコンベアに落ち次の工程に運ばれます。

すると、オペレータは次のような疑問を持ちます。

原料に残っている本当の水分値は？
そこで、
正しいサイクル時間と温度
が選択されます。

M-Sens2は、乾燥物が一定の水分値になるプロセス制御を行うため、正確で、信頼出来るオンライン制御値を提供します。

このプロセス最適化によりオペレータは、コストダウンと品質改良を管理することが出来ます。

・ミキサーでの水分測定

M-Sens2は、すべてのタイプのミキサーに後付にて取付出来ます。

測定値の記録は、材料のミックス処理の間に行います。

この測定された水分値により、ミックス時間と1回の投入量は、乾燥工程でのパラメータによって制御出来ます。

このため、M-Sens２は、PLC又は、他のプロセス制御システムと接続します。

簡単な校正設定

M-Sens２は、校正ポイント数を自由に選択出来ます。
一点の校正ポイントでも、十分な水分量表示を得ることが出来ます。
より多くの校正ポイントをM-Sens２の変換器に入力することにより、測定物の水分量は、自動的により正確に測定出来ます。